PSDify には次のコマンドレットが含まれます。
精緻なヘルプは用意していないので、コマンドレットの使い方は、このページの使用例を参照してください。
カテゴリ | コマンドレット | 説明 |
---|---|---|
認証 | Connect-Dify | Dify にパスワード認証またはメール認証によるログイン処理を要求し、PSDify の他のコマンドレットによる操作が行えるようにします。 |
認証 | Disconnect-Dify | Dify にログアウト処理を要求します。 |
アプリの管理 | Get-DifyApp | アプリの情報を取得します。 |
アプリの管理 | Remove-DifyApp | アプリを削除します。 |
アプリの管理 | Import-DifyApp | アプリをローカルの DSL ファイルからインポートします。 |
アプリの管理 | Export-DifyApp | アプリを DSL ファイルとしてエクスポートします。 |
アプリの管理 | Get-DifyDSLContent | DSL ファイルの内容を文字列として取得します。 |
アプリの管理 | Set-DifyDSLContent | 文字列を DSL ファイルとして書き込みます。 |
アプリの管理 | Get-DifyAppAPIKey | アプリの API キーを取得します。 |
アプリの管理 | New-DifyAppAPIKey | アプリの API キーを作成します。 |
アプリの管理 | Remove-DifyAppAPIKey | アプリの API キーを削除します。 |
ナレッジの管理 | Get-DifyKnowledge | ナレッジの情報を取得します。 |
ナレッジの管理 | New-DifyKnowledge | 空のナレッジを作成します。 |
ナレッジの管理 | Remove-DifyKnowledge | ナレッジを削除します。 |
ナレッジの管理 | Get-DifyDocument | ナレッジ内のドキュメントの情報を取得します。 |
ナレッジの管理 | Add-DifyDocument | ナレッジにドキュメントをアップロードします。 |
メンバの管理 | Get-DifyMember | ワークスペースのメンバの情報を取得します。 |
メンバの管理 | New-DifyMember | ワークスペースに新しいメンバを追加(招待)します。 |
メンバの管理 | Remove-DifyMember | ワークスペースからメンバを削除します。 |
メンバの管理 | Set-DifyMemberRole | ワークスペースのメンバのロールを変更します。 |
モデルの管理 | Get-DifyModel | ワークスペースのモデルの情報を取得します。 |
モデルの管理 | New-DifyModel | ワークスペースに新しいモデルを追加します。 |
モデルの管理 | Get-DifySystemModel | ワークスペースのシステムモデルの情報を取得します。 |
モデルの管理 | Set-DifySystemModel | ワークスペースのシステムモデルを変更します。 |
タグの管理 | Get-DifyTag | タグの情報を取得します。 |
タグの管理 | Get-DifyAppTag | アプリ用のタグの情報を取得します。 |
タグの管理 | Get-DifyKnowledgeTag | ナレッジ用のタグの情報を取得します。 |
情報取得 | Get-DifyVersion | Dify のバージョン情報を取得します。 |
情報取得 | Get-DifyProfile | 認証したアカウントの情報を取得します。 |
インスタンスの初期設定 | Wait-Dify | Dify の起動完了を待ちます。 |
インスタンスの初期設定 | Initialize-Dify | 管理者アカウントを作成します(コミュニティ版のみ)。 |
その他 | Set-PSDifyConfiguration | HTTPS 接続時の証明書の検証を無効化できます。 |
その他 | Add-DifyFile | ファイルをアップロードします。 |
その他 | Get-DifyDocumentIndexingStatus | ドキュメントのインデキシング状況を取得します。 |
その他 | Invoke-DifyRestMethod | REST API を呼び出します。 |
チャットの操作 | Send-DifyChatMessage | アプリにチャットメッセージを送信します。 |
Dify にパスワード認証またはメール認証によるログイン処理を要求し、PSDify の他のコマンドレットによる操作が行えるようにします。
Note
認証が成功すると、次の環境変数が自動で追加されます。
$env:PSDIFY_CONSOLE_TOKEN = "..."
$env:PSDIFY_CONSOLE_REFRESH_TOKEN = "..."
この環境変数が既に存在していて、かつその値(トークン)が有効な場合は、-Force
オプションが指定されていない限り、再認証は行われません。
SSO により認証したアカウントでも、紐づけられたメールアドレスを使ってメール認証が行えます。
# メールによる認証(実行後、メールで届いたコードを手動で入力する)
Connect-Dify -AuthMethod "Code" -Email "[email protected]"
Note
引数は、環境変数を使うと省略できます。
$env:PSDIFY_URL = "https://cloud.dify.ai"
$env:PSDIFY_AUTH_METHOD = "Code"
$env:PSDIFY_EMAIL = "[email protected]"
Note
コミュニティ版で HTTPS 化に自己署名証明書を使っている場合は、Connect-Dify
の実行前に証明書の検証を無効にする必要があります。
# 証明書の検証を無効にする
Set-PSDifyConfiguration -IgnoreSSLVerification $true
# パスワードによる認証(実行後、パスワードを手動で入力する)
Connect-Dify -Server "https://dify.example.com" -Email "[email protected]"
# パスワードによる認証(パスワードを事前に指定する)
$DifyPassword = ConvertTo-SecureString -String "AwesomeDify123!" -AsPlainText -Force
Connect-Dify -Server "https://dify.example.com" -Email "[email protected]" -Password $DifyPassword
Note
引数は、環境変数を使うと省略できます。
$env:PSDIFY_URL = "https://dify.example.com"
$env:PSDIFY_AUTH_METHOD = "Password"
$env:PSDIFY_EMAIL = "[email protected]"
$env:PSDIFY_PASSWORD = "AwesomeDify123!"
$env:PSDIFY_DISABLE_SSL_VERIFICATION = "true" # 自己署名証明書を使っている場合
Dify にログアウト処理を要求します。
# ログアウト(発行済みトークンの無効化)
Disconnect-Dify
# 強制ログアウト(ログアウト処理の成否にかかわらずローカルの環境変数を削除)
Disconnect-Dify -Force
アプリの情報を取得します。
# アプリの取得(全て)
Get-DifyApp
# アプリの取得(ID で指定)
Get-DifyApp -Id "..."
# アプリの取得(名前で指定、完全一致)
Get-DifyApp -Name "..."
# アプリの取得(名前で指定、部分一致)
Get-DifyApp -Search "..."
# アプリの取得(モードで指定)
## モード: "chat", "workflow", "agent-chat", "channel", "all"
Get-DifyApp -Mode "chat"
# アプリの取得(タグで指定、複数指定可)
Get-DifyApp -Tags "...", "..."
# アプリの取得(組み合わせ例)
Get-DifyApp -Name "..." -Mode "chat"
アプリを削除します。
# アプリの削除(Get-DifyApp から直接パイプで指定)
Get-DifyApp -Name "..." | Remove-DifyApp
# アプリの削除(Get-DifyApp で取得した結果で指定)
$AppsToBeRemoved = Get-DifyApp -Name "..."
Remove-DifyApp -App $AppsToBeRemoved
アプリをローカルの DSL ファイルからインポートします。
# アプリのインポート(ファイルパスで指定、ワイルドカード可、複数指定可)
Import-DifyApp -Path "DSLs/*.yml"
Import-DifyApp -Path "DSLs/demo1.yml", "DSLs/demo2.yml"
# アプリのインポート(Get-Item や Get-ChildItem からパイプで指定)
Get-Item -Path "DSLs/*.yml" | Import-DifyApp
# アプリのインポート(Get-ChildItem で取得した結果で指定)
$DSLFiles = Get-ChildItem -Path "DSLs/*.yml"
Import-DifyApp -Item $DSLFiles
# アプリのインポート(DSL ファイルの中身を直接パイプで指定)
Get-DifyDSLContent -Path "DSLs/demo.yml" | Import-DifyApp -Content
アプリを DSL ファイルとしてエクスポートします。デフォルトでは DSLs
ディレクトリに保存されます。
# アプリのエクスポート(Get-DifyApp から直接パイプで指定)
Get-DifyApp | Export-DifyApp
# アプリのエクポート(Get-DifyApp で取得した結果で指定)
$AppsToBeExported = Get-DifyApp
Export-DifyApp -App $AppsToBeExported
# アプリのエクスポート(保存先のディレクトリを変更)
Get-DifyApp | Export-DifyApp -Path "./path/to/your/directory"
# アプリのエクスポート(シークレットを含める)
Get-DifyApp | Export-DifyApp -IncludeSecret
DSL ファイルの内容を文字列として取得したり、文字列を DSL ファイルとして書き込んだりします。DSL ファイルを一貫して BOM なしの UTF-8 で扱うために用意しています。
既存の DSL ファイルの一部を書き換えて別のファイルとして保存する場合や、Import-DifyApp -Content
にそのままパイプしてインポートする場合に利用できます。
# DSL ファイルの内容の取得
$RawContent = Get-DifyDSLContent -Path "DSLs/old.yml"
# DSL ファイル中の古いナレッジの ID を新しいナレッジ ID に書き換えて別の DSL ファイルとして保存
$RawContent -replace "8b960203-299d-4345-b953-3308663dd790", "574d9556-189a-4d35-b296-09231b859667" | Set-DifyDSLContent -Path "DSLs/new.yml"
# DSL ファイル中の古いナレッジの ID を新しいナレッジ ID に書き換えて新しいアプリとしてインポート
$RawContent -replace "8b960203-299d-4345-b953-3308663dd790", "574d9556-189a-4d35-b296-09231b859667" | Import-DifyApp -Content
アプリの API キーを取得します。
# API キーの取得(Get-DifyApp から直接パイプで指定)
Get-DifyApp -Name "..." | Get-DifyAppAPIKey
# API キーの取得(Get-DifyApp で取得した結果で指定)
$AppsToGetAPIKey = Get-DifyApp -Name "..."
Get-DifyAppAPIKey -App $AppsToGetAPIKey
アプリの API キーを作成します。
# API キーの作成(Get-DifyApp から直接パイプで指定)
Get-DifyApp -Name "..." | New-DifyAppAPIKey
# API キーの作成(Get-DifyApp で取得した結果で指定)
$AppsToCreateAPIKey = Get-DifyApp -Name "..."
アプリの API キーを削除します。
# API キーの削除(Get-DifyAppAPIKey から直接パイプで指定)
Get-DifyApp -Name "..." | Get-DifyAppAPIKey | Remove-DifyAppAPIKey
# API キーの削除(Get-DifyAppAPIKey で取得した結果で指定)
$APIKeysToBeRemoved = Get-DifyApp -Name "..." | Get-DifyAppAPIKey
Remove-DifyAppAPIKey -APIKey $APIKeysToBeRemoved
ナレッジの情報を取得します。
# ナレッジの取得(全て)
Get-DifyKnowledge
# ナレッジの取得(ID で指定)
Get-DifyKnowledge -Id "..."
# ナレッジの取得(名前で指定、完全一致)
Get-DifyKnowledge -Name "..."
# ナレッジの取得(名前で指定、部分一致)
Get-DifyKnowledge -Search "..."
# ナレッジの取得(タグで指定、複数指定可)
Get-DifyKnowledge -Tags "...", "..."
空のナレッジを作成します。
# ナレッジの作成
New-DifyKnowledge -Name "My New Knowledge"
# ナレッジの作成(説明文を追加)
New-DifyKnowledge -Name "My New Knowledge" -Description "This is a new knowledge."
ナレッジを削除します。
# ナレッジの削除(Get-DifyKnowledge から直接パイプで指定)
Get-DifyKnowledge -Name "..." | Remove-DifyKnowledge
# ナレッジの削除(Get-DifyKnowledge で取得した結果で指定)
$KnowledgesToBeRemoved = Get-DifyKnowledge -Name "..."
Remove-DifyKnowledge -Knowledge $KnowledgesToBeRemoved
ナレッジ内のドキュメントの情報を取得します。
# ドキュメントの取得(全て、Get-Knowledge から直接パイプで指定)
Get-DifyKnowledge -Name "..." | Get-DifyDocument
# ドキュメントの取得(全て、Get-DifyKnowledge で取得した結果で指定)
$Knowledge = Get-DifyKnowledge -Name "..."
Get-DifyDocument -Knowledge $Knowledge
# ドキュメントの取得(ID で指定)
Get-DifyKnowledge -Name "..." | Get-DifyDocument -Id "..."
# ドキュメントの取得(名前で指定、完全一致)
Get-DifyKnowledge -Name "..." | Get-DifyDocument -Name "..."
# ドキュメントの取得(名前で指定、部分一致)
Get-DifyKnowledge -Name "..." | Get-DifyDocument -Search "..."
ナレッジにドキュメントをアップロードします。デフォルトで、自動、高品質、システムモデル、ベクトル検索の設定が適用されます。
現時点では細かい設定変更には対応していません。
# 前提: アップロードするナレッジを取得
$Knowledge = Get-DifyKnowledge -Name "My New Knowledge"
# ドキュメントのアップロード(ファイルパスで指定、ワイルドカード可、複数指定可)
Add-DifyDocument -Knowledge $Knowledge -Path "Docs/*.md"
# ドキュメントのアップロード(Get-Item や Get-ChildItem からパイプで指定)
Get-Item -Path "Docs/*.md" | Add-DifyDocument -Knowledge $Knowledge
# ドキュメントのアップロード(チャンク設定を指定)
## チャンク設定: "automatic", "custom"
Add-DifyDocument -Knowledge $Knowledge -Path "Docs/*.md" -ChunkMode "custom"
# ドキュメントのアップロード(任意のモデルを利用)
$EmbeddingModel = Get-DifyModel -Provider "openai" -Name "text-embedding-3-small"
Add-DifyDocument -Knowledge $Knowledge -Path "Docs/*.md" -IndexMode "high_quality" -Model $EmbeddingModel
# ドキュメントのアップロード(エコノミーモードを利用)
Add-DifyDocument -Knowledge $Knowledge -Path "Docs/*.md" -IndexMode "economy"
# インデキシングの完了を待つ
Add-DifyDocument -Knowledge $Knowledge -Path "Docs/*.md" -Wait
# 待つ時間を変更
Add-DifyDocument -Knowledge $Knowledge -Path "Docs/*.md" -Wait -Interval 10 -Timeout 600
ドキュメントを削除します。
# ドキュメントの削除(Get-DifyDocument から直接パイプで指定)
Get-DifyKnowledge -Name "..." | Get-DifyDocument | Remove-DifyDocument
# ドキュメントの削除(Get-DifyDocument で取得した結果で指定)
$DocumentsToBeRemoved = Get-DifyKnowledge -Name "..." | Get-DifyDocument
Remove-DifyDocument -Document $DocumentsToBeRemoved
ワークスペースのメンバの情報を取得します。
# メンバの取得(全て)
Get-DifyMember
# メンバの取得(ID で指定)
Get-DifyMember -Id "..."
# メンバの取得(名前で指定)
Get-DifyMember -Name "..."
# メンバの取得(メールアドレスで指定)
Get-DifyMember -Email "..."
ワークスペースに新しいメンバを追加(招待)します。
# メンバの招待
## ロール: "admin", "editor", "normal"
New-DifyMember -Email "[email protected]" -Role "normal" -Language "en-US"
ワークスペースからメンバを削除します。
# メンバの削除(Get-DifyMember から直接パイプで指定)
Get-DifyMember -Name "..." | Remove-DifyMember
# メンバの削除(Get-DifyMember で取得した結果で指定)
$MembersToBeRemoved = Get-DifyMember -Name "..."
Remove-DifyMember -Member $MembersToBeRemoved
ワークスペースのメンバのロールを変更します。
# メンバのロールの変更(Get-DifyMember から直接パイプで指定)
Get-DifyMember -Name "..." | Set-DifyMemberRole -Role "editor"
# メンバのロールの変更(Get-DifyMember で取得した結果で指定)
$MembersToBeChanged = Get-DifyMember -Name "..."
Set-DifyMemberRole -Member $MembersToBeChanged -Role "editor"
ワークスペースのモデルの情報を取得します。
# モデルの取得(全て)
Get-DifyModel
# モデルの取得(プロバイダで指定)
Get-DifyModel -Provider "..."
# モデルの取得(モデルの種類で指定)
## モデルの種類: "predefined", "customizable"
Get-DifyModel -From "..."
# モデルの取得(モデルの名前で指定)
Get-DifyModel -Name "..."
# モデルの取得(モデルのタイプで指定)
## モデルタイプ: "llm", "text-embedding", "speech2text", "moderation", "tts", "rerank"
Get-DifyModel -Type "..."
# モデルの取得(組み合わせ例)
Get-DifyModel -Provider "..." -Type "llm"
ワークスペースに新しいモデルを追加します。Credential
で渡す必要のある情報はプロバイダやモデルに依存するため、ブラウザの開発者ツールなどで実際の HTTP リクエストを確認してください。
# モデルの追加(事前定義モデルの追加、OpenAI の例)
New-DifyModel -Provider "openai" -From "predefined" `
-Credential @{
"openai_api_key" = "sk-proj-****************"
}
# モデルの追加(事前定義モデルの追加、Cohere の例)
New-DifyModel -Provider "cohere" -From "predefined" `
-Credential @{
"api_key" = "****************************************"
}
# モデルの追加(カスタムモデルの追加、OpenAI の例)
New-DifyModel -Provider "openai" -From "customizable" `
-Type "llm" -Name "gpt-4o-mini" `
-Credential @{
"openai_api_key" = "sk-proj-****************"
}
# モデルの追加(カスタムモデルの追加、Cohere の例)
New-DifyModel -Provider "cohere" -From "customizable" `
-Type "llm" -Name "command-r-plus" `
-Credential @{
"mode" = "chat"
"api_key" = "****************************************"
}
ワークスペースからモデルを削除します。
# モデルの削除(Get-DifyModel から直接パイプで指定)
Get-DifyModel -Name "..." | Remove-DifyModel
# モデルの削除(Get-DifyModel で取得した結果で指定)
$ModelsToBeRemoved = Get-DifyModel -Name "..."
Remove-DifyModel -Model $ModelsToBeRemoved
ワークスペースのシステムモデルの情報を取得します。
# システムモデルの取得
Get-DifySystemModel
# システムモデルの取得(モデルのタイプで指定)
## タイプ: "llm", "text-embedding", "rerank", "speech2text", "tts"
Get-DifySystemModel -Type "..."
ワークスペースのシステムモデルを変更します。
# システムモデルの変更
Set-DifySystemModel -Type "llm" -Provider "openai" -Name "gpt-4o-mini"
# システムモデルの変更(Get-DifySystemModel から直接パイプで指定)
Get-DifySystemModel -Type "llm" -Provider "openai" -Name "gpt-4o-mini" | Set-DifySystemModel
# システムモデルの変更(Get-DifySystemModel で取得した結果で指定)
$SystemModelToBeChanged = Get-DifySystemModel -Type "llm" -Provider "openai" -Name "gpt-4o-mini"
Set-DifySystemModel -Model $SystemModelToBeChanged
タグの情報を取得します。
# タグの取得(タイプで指定)
## タイプ: "app", "knowledge"
Get-DifyTag -Type "app"
# タグの取得(ID で指定)
Get-DifyTag -Type "app" -Id "..."
# タグの取得(名前で指定)
Get-DifyTag -Type "app" -Name "..."
アプリ用のタグの情報を取得します。Get-DifyTag -Type "app"
と同じです。
# アプリ用のタグの取得
Get-DifyAppTag
# アプリ用のタグの取得(ID で指定)
Get-DifyAppTag -Id "..."
# アプリ用のタグの取得(名前で指定)
Get-DifyAppTag -Name "..."
ナレッジ用のタグの情報を取得します。Get-DifyTag -Type "knowledge"
と同じです。
# ナレッジ用のタグの取得
Get-DifyKnowledgeTag
# ナレッジ用のタグの取得(ID で指定)
Get-DifyKnowledgeTag -Id "..."
# ナレッジ用のタグの取得(名前で指定)
Get-DifyKnowledgeTag -Name "..."
Dify のバージョン情報を取得します。
# バージョン情報の取得
Get-DifyVersion
認証したアカウントの情報を取得します。
# アカウント情報の取得
Get-DifyProfile
Dify の起動完了を待ちます。docker compose up -d
を実行したあとに使うと便利です。
# Dify の起動完了を待つ
Wait-Dify -Server "https://dify.example.com"
# Dify の起動完了を待つ(確認間隔やタイムアウトを指定)
Wait-Dify -Server "https://dify.example.com" -Interval 5 -Timeout 300
管理者アカウントを作成します(コミュニティ版のみ)。正常に完了すると、管理者アカウントで Connect-Dify
を実行した状態と同じになります。
# 管理者アカウントの作成(実行後、管理者アカウントのパスワードを手動で入力する)
Initialize-Dify -Server "https://dify.example.com" -Email "[email protected]"
# 管理者アカウントの作成(パスワードを事前に指定する)
$DifyPassword = ConvertTo-SecureString -String "AwesomeDify123!" -AsPlainText -Force
Initialize-Dify -Server "https://dify.example.com" -Email "[email protected]" -Password $DifyPassword
# 管理者アカウントの作成(Dify に INIT_PASSWORD を指定していて、パスワードを事前に指定する場合)
$DifyInitPassword = ConvertTo-SecureString -String "AwesomeDifyInitPassword123!" -AsPlainText -Force
$DifyPassword = ConvertTo-SecureString -String "AwesomeDify123!" -AsPlainText -Force
Initialize-Dify -Server "https://dify.example.com" -Email "[email protected]" -InitPassword $DifyInitPassword -Password $DifyPassword
Note
引数は、環境変数を使うと省略できます。
$env:PSDIFY_URL = "https://dify.example.com"
$env:PSDIFY_AUTH_METHOD = "Password"
$env:PSDIFY_EMAIL = "[email protected]"
$env:PSDIFY_PASSWORD = "AwesomeDify123!"
$env:PSDIFY_DISABLE_SSL_VERIFICATION = "true" # 自己署名証明書を使っている場合
$env:PSDIFY_INIT_PASSWORD = "AwesomeDifyInitPassword123!" # Dify に INIT_PASSWORD を指定している場合
HTTPS 接続時の証明書の検証を有効化または無効化できます。
# 証明書の検証を無効にする
Set-PSDifyConfiguration -IgnoreSSLVerification $true
# 証明書の検証を有効にする
Set-PSDifyConfiguration -IgnoreSSLVerification $false
ファイルをアップロードします。
# ファイルのアップロード(ファイルパスで指定、ワイルドカード可、複数指定可)
Add-DifyFile -Path "Files/*"
# ファイルのアップロード(Get-Item や Get-ChildItem からパイプで指定)
Get-Item -Path "Files/*" | Add-DifyFile
# ファイルのアップロード(ソースを明示)
Get-Item -Path "Files/*" | Add-DifyFile -Source "..."
ドキュメントのインデキシング状況を取得します。
# インデキシング状況の取得(Add-DifyDocument から直接パイプで指定)
Add-DifyDocument -Knowledge $Knowledge -Path "Docs/*.md" | Get-DifyDocumentIndexingStatus
# インデキシング状況の取得(Add-DifyDocument で取得した結果で指定)
$DocumentToCheckIndexingStatus = Add-DifyDocument -Knowledge $Knowledge -Path "Docs/*.md"
Get-DifyDocumentIndexingStatus -Document $DocumentToCheckIndexingStatus
# インデキシング状況の取得(ナレッジとバッチ ID で指定)
Get-DifyDocumentIndexingStatus -Knowledge $Knowledge -Batch "..."
# インデキシング状況の取得(完了を待つ)
Get-DifyDocumentIndexingStatus -Knowledge $Knowledge -Batch "..." -Wait
# インデキシング状況の取得(待つ時間を変更)
Get-DifyDocumentIndexingStatus -Knowledge $Knowledge -Batch "..." -Wait -Interval 10 -Timeout 600
REST API を呼び出します。
# REST API の呼び出し(GET)
$Query = @{
"page" = 1
"limit" = 100
}
Invoke-DifyRestMethod -Method "GET" -Uri "https://dify.example.com/console/api/apps" -Query $Query -Token $env:PSDIFY_CONSOLE_TOKEN
# REST API の呼び出し(POST)
$Body = @{
"model_settings" = @(
@{
"model_type" = "llm"
"provider" = "openai"
"model" = "gpt-4o-mini"
}
)
} | ConvertTo-Json
Invoke-DifyRestMethod -Method "POST" -Uri "https://dify.example.com/console/api/workspaces/current/default-model" -Body $Body -Token $env:PSDIFY_CONSOLE_TOKEN
# REST API の呼び出し(セッションを使う場合)
$DifySession = New-Object Microsoft.PowerShell.Commands.WebRequestSession
Invoke-DifyRestMethod -Method "GET" -Uri "https://dify.example.com/console/api/setup" -Session $DifySession
アプリにチャットメッセージを送信します。動作には次の環境変数が必要です。
$env:PSDIFY_APP_URL
$env:PSDIFY_APP_TOKEN
送信した内容と応答は Logs
フォルダに保存されます。
# 環境変数の設定
$env:PSDIFY_APP_URL = "https://dify.example.com"
$env:PSDIFY_APP_TOKEN = "app-****************"
# チャットメッセージの送信
Send-DifyChatMessage -Message "Hello, Dify!"
# チャットメッセージの送信(新しいセッションを開始)
Send-DifyChatMessage -Message "Hello, Dify!" -NewSession